ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される低木性の植物でおよそ6種類が知られていますが、私たちが普段ジャムや生で食べる品種と、医薬品やサプリメントに使われている品種は異なるものです。 ハイブッシュ・ブルーベリーとラビットアイ・ブルーベリーは、栽培用の品種で粒が大きく酸味と甘みのバランスがとれていて、生で美味しく食べられます。 ローブッシュ・ブルーベリーは、アメリカ北東部からカナダ南東部に自生する野生種で、別名ワイルドブルーベリーとも呼ばれ、実は小粒でほとんどがジャムやジュースなどの加工品の原料となります。 ビルベリーは、スカンジナビア半島から北部ヨーロッパ、アジアにかけて広く分布している野生種です。ツツジ科スノキ属まではブルーベリーと同じですが、節が異なるため、厳密にはブルーベリーとはいえません。
第2次世界大戦中にビルベリーのジャムを食べていた英国空軍のパイロットが薄明かりでも目が良く見えたという体験から端を発し、研究と数多くの臨床試験が繰り返されました。その結果、医薬品やサプリメントの原料として利用され、ヨーロッパで医薬品として認可されているのは、ビルベリーだけです。
北欧スカンジナビア半島から北部ヨーロッバの低地、低木樹地帯に分布し、別名ホワートルベリー等と呼ばれる野生種ビルベリーは、果実が実る夏、白夜の時期で大量の紫外線から実を守るために、果皮が厚くなり質の高いアントシアニンを豊富に含む果実ができるのです。 そのアントシアニン含有量はブルーベリーなど他の品種の5倍といわれます。
アントシアニンには、デルフィニジン、シアニジン、マルビジン、ペツニジン、ペオニジンの5種類があり、一般のブルーベリーはマルビジンが多いのですが、ビルベリーには抗酸化活性が高いデルフィニジンやシアニジンが多く含まれています。
Vaccinium(バキニウム)Myrtilus(マーティラス)Anthocyanosides(アントシアノサイド)の頭文字を取ってビルベリーに含まれるアントシアニンをVMAと表示します。VMA25%はヨーロッパ最高規格とされています。