眼球には、角膜とレンズの役割をしている水晶体があり、角膜から光が入ると、水晶体を通り、網膜に像を結びます。網膜には光に反応する細胞があって、ここに光が当たると神経が刺激され、脳にシグナルが伝わって、ものが見えるという感覚が得られます。 光に反応する細胞には、明るいところで作用する細胞(錐体)と暗いところで作用する(杆体)があります。暗いところで作用する細胞には、ロドプシンという色素体があって、光の刺激を受けると瞬時に分解され、またすぐ再合成されます。ロドプシンの分解・再合成の繰り返しによって光の情報が電気シグナルに変換され、これが脳に伝わってものが見えるという感覚を得ることができているわけです。
薄暗いところで本を読んだり、テレビやパソコンの画面を長時間見続けると、目がチカチカしたり、視界がかすんでしまうことがあります。これはロドプシンの再合成がうまくいかなくなったためにものが見えにくくなっているのです。従って、疲れ目の予防・改善にはロドプシンの再合成を正常に保つことがポイントになります。 アントシアニンは、ロドプシンの再合成を活性化させて、疲れ目の予防・改善、視力回復の作用があります。その作用には即効性があって、アントシアニン摂取4時間後には視力回復が見られます。またその効果は24時間後に消失するとされています。従って、一度に大量に摂取するのではなく、毎日必要量を摂り続けることが望まれます。
ビルベリーの有効成分ポリフェノール類・アントシアニンは血管を活性化をして、大切な細胞の生命を保つ栄養補給路を再確保するといわれています。ビルベリーに最も多く含まれるアントシアニンの一種、デルフィニジンを投与すると、毛細血管の透過性が正常化し、また静脈への白血球の接着が低下するとともに、血管の反応も元に戻ると報告されています。 この他にもアントシアニンには、毛細血管の保護・強化作用、抗潰瘍作用、循環改善作用、抗炎症作用などがあることが確認されています。また、強力な抗酸化作用を持つことから、 米国ではアントシアニンに関して、ガンや老人性痴呆症の予防効果を示唆する研究結果も報告されています。
ビタミンCは体内の活性酸素を破壊する抗酸化物質の1つです。ビタミンCは活性酸素に素早く対抗しこれを撃退、チロシナーゼがメラニン色素を生成する材料がなくなり、メラノサイトの動きを止めることが出来ます。 アントシアニンは、ビタミンCより強い抗酸化物質で、一緒に摂取すれば、活性酸素と闘って傷ついたビタミンCを修復すると同時に、協力して活性酸素を撃退。その効果は同量のビタミンCだけを摂った場合のなんと5倍!アントシアニンとビタミンCの組合は最強のタッグです。